【実録】Amazon書籍リンクを過去5記事に貼った日 — 「読んだ本の推薦」じゃない選び方

非エンジニアAIラボ第10記事アイキャッチ。Editorial風デザイン、キャラクター入り。 アフィリエイト

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

はじめに

第5記事で、A8.net 経由のXサーバーアフィリエイトを記事に貼ったのが、私のブログ収益化のスタートでした。それから約1ヶ月、私のサイトに貼ってあるアフィリリンクは Xサーバー1種類だけ。ASPも A8.net 1社だけ

これは率直に言って、収益化の構造としてはひ弱な状態です。Xサーバー以外の商品を求めている読者には何も提示できないし、A8.netのアカウントが何かのトラブルで止まれば、すべての収益動線が一瞬で消える。

今日、ようやくその状態を脱しました。やったのは Amazon Associates の書籍検索リンクを過去5記事に追加 することです。それも、ちょっと変わった選び方で。

読んだ本を推薦するアフィリエイト」ではなく、「Amazon の検索結果ページに飛ばすだけのアフィリエイト」を選びました。これがどういう仕組みで、なぜそれを選んだか、どんな運用にしたか ── 全部書きます。

TL;DR(忙しい人向けまとめ)

項目内容
やったことAmazon Associates の書籍検索リンクを過去5記事に追加
所要時間約2時間(ローカルMD編集 → REST API で公開記事一括更新 → 確認)
一番の選択特定書籍の推薦ではなく「検索ページに飛ばすリンク」を選んだ
規約対応自己クリック回避ルール / PR表記 / rel属性(nofollow sponsored noopener)
次の記事の予告第11記事:GA4の内部除外設定後、過去7日のアクティブユーザー数は何人に減ったか比較

第1章:なぜ2系統目を立ち上げるのか

理由は3つあります。

1. 単一ASP依存のリスク

現状、私のサイトの収益動線は すべて A8.net 経由です。これは、A8.net のアカウントが何らかの理由で凍結されたら、Xサーバーを含む全提携が一瞬で無効 になることを意味します。

A8.net 自体は信頼できるASPですが、運営者側の規約違反、システム障害、誤判定 ── どれか1つで、長期間の影響が出る可能性はあります。別ASPに登録しておくだけで、それは保険になる。成果が出ていなくても、登録は無料で、リスクヘッジとして十分価値があります。

2. 機会損失(=サーバー以外を求める読者)

Xサーバーアフィリは、「これからブログを始めようとしている人」しかコンバートしません。すでにサーバーを契約済みの読者には、価値ゼロ。

私の記事を読んでくれている人の中には、「すでにブログは持っているが、もう少し体系的に学びたい」「GA4の数字をちゃんと読めるようになりたい」 という人が一定数いるはずです。そういう読者に対しては、書籍やツール紹介の方が刺さる。サーバーアフィリだけだと、その層の機会を取りこぼしている。

3. 連載のネタの広がり

ASPが1社・商品が1種類だけだと、「比較記事」「他社レビュー」「ランキング記事」が書けません。ブログ運営の長期テーマとして、扱える題材を増やしておくのは、運営の柔軟性を保つためにも重要です。

この3つを踏まえて、今日は Amazon Associates を選びました(もしもアフィリエイトには既に登録済みですが、今回は使わず保留)。Amazon は単価は低いですが、コンバージョン率が高く書籍・ガジェットなど商品の幅が広い。最初の2系統目として、現実的な選択でした。

第2章:「読んだ本の推薦」をしない選択 — 検索ページ型リンクという選び方

ここからが、今日の判断のいちばん面白いところです。

普通、書籍アフィリといえば、「私が読んでよかった本はこれです」 とタイトル付きで紹介する形が一般的です。表紙画像を貼って、感想を書いて、「Amazonで買う」ボタンを置く。

でも、私はこの形を採用しませんでした。

理由は単純で、「読んでない本を推薦できないし、読んだ本を全部正確に思い出せない」 から。

私が選んだのは「検索結果ページに飛ばすリンク」

Amazon Associates の機能には、特定の商品ではなく「検索キーワードに紐づいた検索結果ページ」にリンクを貼る というものがあります。たとえば「WordPress 入門書」というキーワードで Amazon 内検索した結果ページに、自分のアフィリエイトIDがついた状態で読者を誘導する。

比較軸特定書籍リンク検索ページ型リンク(今回採用)
読者がたどり着く先1冊の商品詳細ページ関連書籍の一覧ページ
書き手側に必要なこと読んだ感想、表紙の選定、商品レビューキーワード選定だけ
読者の選択肢その1冊を買うかどうか一覧から自分の好みを選べる
ステマ規制リスク「読んでないのに推薦」はアウト推薦じゃないのでセーフ
収益のされ方その商品(or 同じセッション内の他商品)からのみ検索結果ページから何が買われても発生

つまり、「読者が自分で本を選ぶ」というスタンスになります。私は 「Amazon に行く入り口」を提供しているだけで、何を買うかは読者次第。

この選択のメリット

  • 「読んでない本を推薦している」と疑われるリスクがゼロ(=ステマ規制対応として最も安全)
  • 書き手の負担が軽い(感想を書く必要がない)
  • 読者の自由度が高い(一覧から自分のレベルに合った本を選べる)
  • 古い本/新しい本のどちらにも対応(検索結果は最新の本を含むので、私のサイトの記事を更新しなくても、自然と新刊が読者に提示される)

この選択のデメリット

  • コンバージョン率は特定リンクより低い(=「これを買おう」という具体性がない)
  • 「ブロガーらしい味」は出ない(感想付き紹介の方が記事として豊か)

私のブログは「現役非エンジニアの実体験」が軸なので、「読んだ本の感想」より「自分の作業の実録」の方が一次情報性が高い。読書感想文は他のブロガーが大量に書いているので、そこで競争しても勝ち目は薄い、という判断もありました。

別の言い方をすれば、私は読書をしないわけではなく、「読んでない本まで紹介する形にはしたくない」 だけです。実際に読んだ本については、別の機会に「読んだ本まとめ」のような記事で取り上げる予定です。今日のリンクは「Amazon という入り口を提供するもの」と理解してもらえれば近いです。

第3章:自己クリックを徹底回避するルール

Amazon Associates の規約には、自己アフィリエイトリンク経由での自己購入・自己クリックを行わない という条項があります。違反すると規約に従った対応(アカウントの状態確認や成果の取り消し等)があり得るため、事前に運用ルールを決めておく方が安全 です。

最新の正確な条文は Amazon Associates の運営規約ページで確認してください。本記事では「自分のリンクは自分でクリックしない」という大枠の運用方針として扱います。

作業を手伝ってもらう Claude Code も例外ではない

今回、書籍タイトルや書籍画像を記事に入れるためには、amzn.to/xxxxxxx の短縮URLを開いて中身を確認する 必要があるように見えました。でも、これを 私のブログ運営を手伝ってもらっている Claude Code に開かせると、Amazon側のログには「クリックがあった」と記録される。これが私のアフィリエイトIDとひもづいたクリックとして判定されると、規約違反のリスクがあります。

そこで、運用ルールとして:

Claude Code には amzn.to の短縮URLを開かせない。 書籍タイトル等の情報が必要な場合は、私自身が直接確認する。

を採用しました。これは、ブログ運営の運用メモにも残してあります(将来同じ作業をするときの再現性のため)。

達郎さん側の運用

達郎さんも同じく自分のリンクをクリックしません。ブラウザのキャッシュや拡張機能の影響で、自分のサイトを開いただけで意図せずクリックが発生する可能性 もあるので、サイトを確認するときは別ブラウザ or プライベートブラウジング で開く運用です。

これは、後述する GA4の内部トラフィック除外(第9記事で設定)と地続きの話で、「自分の影響をデータと収益から取り除く」 という大きなテーマの一部でした。

第4章:PR表記・rel属性 — 規約対応をどこまで真面目にやったか

アフィリエイトリンクには、いくつかの 法的・規約的な要件 があります。今回、それを全部一括で整えました。

PR表記(ステマ規制対応)

2023年10月以降、日本の景品表示法で 「広告には広告と分かる表記」 が必須になっています(=ステマ規制)。

私の対応:

  • 各記事の冒頭に 「※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。」 を明示
  • 各リンクの直近に [PR] ラベルを付ける
  • リンク文言の後に 「(アフィリエイトリンクを含みます)」 と注記

二重三重に表記しているのは、読者が記事のどこから読み始めても気付ける ようにするため。冒頭の表記だけだと、目次から特定の章にジャンプした読者には届かない可能性があります。

rel属性(SEO対応)

※以下は技術寄りの話なので、読み飛ばしてもOKです。「広告リンクには裏側で属性を付ける必要がある」という雰囲気だけ持ち帰ってもらえれば十分です。

リンクには rel="nofollow sponsored noopener" を設定しています。

属性意味
nofollowGoogleに「このリンクの先のサイトを推薦しているわけではない」と伝える
sponsoredこのリンクが広告(=金銭関係あり)であることを明示
noopener別タブで開くときにセキュリティ上の脆弱性を防ぐ(window.openerが漏れない)

これらは Google の 広告リンクのベストプラクティス に準拠した表記です。これをサボると、Google から「このサイトは怪しいリンクを貼っている」と判定されるリスクがあります。

target="_blank"(離脱対策)

Amazon は別タブで開くようにしました。これは、読者が Amazon に行ったあと、私のサイトに戻ってきやすくする ためです。元のタブが残っているので、買い物が終わった後で「もうちょっと記事を読もう」と思ってもらえる可能性が上がる。

第5章:配置の工夫 — 過去5記事のどこにどう貼ったか

5記事に同じ書籍リンクを機械的に貼るのは、ノイズになるだけです。それぞれの記事の文脈に合うリンクを、1つだけ 配置しました。

記事配置場所書籍カテゴリ
第1記事(WordPress立ち上げ)終わりに直前(Xサーバー再訴求の )WordPress 入門書
第6記事(GA4導入)終わりに内GA4 解説書
第7記事(Claude Design)第5章「学び」の末尾CSS 入門書
第8記事(GA4最初データ)終わりに内GA4 解説書
第9記事(内部除外)終わりに直前GA4 解説書

配置の判断軸

  • 記事のテーマと書籍カテゴリが直接結びつく場所(WordPress記事にCSS本を置かない、等)
  • 既存の Xサーバーバナーと近すぎない(2つの広告が連続するとノイズ感が出る)
  • 「学び」「終わりに」など、読者がすでに記事を読み終わって満足している場所(本文の流れを邪魔しない)

第6・第8・第9記事は すべて GA4 解説書を配置 していますが、これは GA4 連載が3記事あるため。3記事それぞれから同じ書籍に流入 する形で、内部リンク密度を高める意図もあります。

配置の作業フロー

ローカルMD編集 → REST API で 公開記事を一括更新、というフローを使いました。

  1. ローカル articles/NN-...md に書籍紹介ブロックを追加
  2. WordPress に Application Password 発行
  3. articles/add_book_links_to_published.py というPythonスクリプト が、5記事すべての公開HTMLを取得 → 適切な位置に書籍ブロックを挿入 → REST API で更新
  4. Application Password を即時取消
  5. 公開ページで反映確認

スクリプトには 「同じ操作を何度実行しても結果が変わらない仕組み」 を持たせました。すでに amzn.to リンクが含まれている記事は スキップ する。これにより、誤って2回実行しても重複挿入されない。専門用語では「冪等性(べきとうせい)」と呼ばれる設計思想です。

第6章:これから何が変わるか

今日の作業で何が変わったか、整理します。

直接的な変化

  • 収益化動線が2系統に(A8.net Xサーバー / Amazon Associates 書籍)
  • 5記事から Amazon に流入が発生する状態(過去全記事の60%強がカバー)
  • 読者層の取りこぼしが減る(=サーバー以外を求める層にも書籍リンクで対応)

間接的な変化

  • A8.net アカウント停止リスクの保険(全部消えても Amazon が残る)
  • 連載の柔軟性(将来「ブログ運営の道具まとめ」記事を書くハードルが下がった)
  • 書籍紹介の仕組みが確立(=次の記事を書くときも、関連書籍を即座に貼れる)

まだ起きていない変化

  • 実際に売れるかどうかは未知(数日〜数週間後の Amazon Associates レポート待ち)
  • コンバージョン率は不明(検索ページ型は特定リンクより低めと予想)

数字は次回以降の記事で記録していきます。

つまずきポイント・備忘録

Amazon Associates の規約は厳しい、自己クリック判定でアカウント停止もあり得る

最も気をつけるべきポイント。自分のリンクを自分が踏まない は徹底的に守る必要があります。Claude(AI)に作業を頼むときも、短縮URLを展開させない指示 を出しておくと安全。

「PR」表記は冒頭+リンク直近の二重表記が安全

景品表示法のステマ規制は、読者が広告と分かれば良い という基準ですが、「冒頭の表記だけだと、途中から読み始めた読者に届かない」というケースがあります。リンクの直近にも [PR] を置く方が確実。

rel="nofollow sponsored noopener" はワンセットで覚える

これら3つを毎回手で書くのは煩雑なので、スクリプトで一括挿入 する仕組みにしました(add_book_links_to_published.py)。同じスクリプトを次の記事追加時にも再利用できます。

終わりに

並べると、自分のブログ運営はこう推移してきました。

  • 第1〜第3記事:立ち上げの壁
  • 第4記事:執筆フローの効率化
  • 第5記事:収益化のスタート(A8.net 1系統)
  • 第6記事:計測のスタート
  • 第7記事:デザイン強化(と事故対応)
  • 第8記事:最初の数字を読み解く
  • 第9記事:数字を信じられる地盤を作る
  • 第10記事(今回):収益化の2系統目を立ち上げた日

今日で、収益化の構造が 「単一動線」から「並列動線」に変化 しました。これは数字には今すぐ現れませんが、運営の足場としては、明確に一段上に進みました

[PR] このブログは X サーバーのスタンダードプラン+クイックスタートで運用しています。 クイックスタートで30分程度で WordPress 公開状態に到達できる手軽さが、非エンジニアの私には決定的でした。サーバー選びの判断軸は1記事目で書きました。

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次の記事(第11記事)について

次は 「GA4の内部除外を入れたあと、過去7日のアクティブユーザー数は何人に減ったか」 を予定しています(2026-05-01 頃)。

第9記事で設定した内部トラフィック除外が、累積データに反映されるまで1〜2日のラグがあるので、それを待ってからの公開です。

「27人」が何人になるか ─ 私もまだ知らない数字を、その日に確かめに行きます。

続編記事

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